電子書籍の時代は来るか

電子書籍の時代は来るか-「自炊」とはは、電子書籍の情報サイトです



自炊とは何か

日本ではケータイ書籍は盛んですが、それ以外のジャンルでの電子書籍化はなかなか進んでいません。あるいは、電子書籍になっていても、フォーマットが自分の持っている端末に合わないこともあります。自分の好きな本を電子書籍にして持ち歩きたい・省スペース化したい、という人たちの中に、「自分で電子書籍化」をはじめる人たちが現れました。自分の持っている本をページごとにばらばらにして、ドキュメントスキャナーなどで取って、データにするのです。この「自分で電子書籍化」する作業を、「自炊」と呼びます。はじめはネットスラングでしたが、最近では様々なニュースにもなり、新語として認知され始めています。

自炊は法律違反?

自炊、つまり自分で自分の持っている本をデジタルデータにすることは、違法ではありません。たとえば自分で買ったCDをパソコンに取り込んでデジタルコピーしても、「私的な利用」になりますので、違法ではありませんよね。このデータを他人にコピーしてあげたり、ネットに勝手に流すと、著作権の侵害になります。データになるとついつい気軽にそういうことをしてしまう風潮がありますが、犯罪ですので、データについても高い意識を持つようにしましょう。

自炊業者について

自分で本をデジタルデータにするだけでなく、そういうことを代行する代行業者の数が増えています。本を送ると、それをスキャンして、データとして送り返してくるのです。1冊100円という安価な値段で作業を行う業者も出てきていて、自分でデジタル化する手間を省きたい人、ツールをそろえるのが面倒な人などが利用しています。しかしこの代行業者に関しては、法的にグレーではないか、あるいはその大量に蓄えているデジタルデータを悪用されない、アクシデントで流出しないという補償はどこにあるのかなど、現在社会的な問題となっています。これについても、今後の法的なガイドラインの整備が待たれるところです。